ホームページ会社の善と悪
ホームページ業界っていうのは、移り変わりの激しい業界です。参入する数も多ければ、淘汰されていく数も多いです。犬山近辺だけで見ても、20年前と比べてだいぶ顔ぶれが変わりましたね。うちも古参の域になってきたかも…。
まぁ、この業界に20年もいると、残っている会社の傾向が見えてきます。それは「善」か「悪」ということです。なんか物騒な物言いですが、要は「実直にやってきちんと評価されている会社」と「あくどく儲けている会社」で二極化していると思うんですよね。
逆に言うと、これ以外は淘汰されていきます。真面目にやればやるほど儲からないですし、かといってお金の方ばかり向いているとお客様からそっぽを向かれます。となると、「何か武器」を持っていてお客様にきちんと認められるか、「悪魔に魂を売って」お客様を騙すかしか生き残っていけません。
お客様を騙す手法というのはいろいろ存在しますが、その代表たるものが「ホームページリース商法」です。ホームページの作成というリースできないものに対してリースを組ませ(リース会社も結託)、第三者契約という形に持ち込んだ上で3~5年のリースを組ませます。
最初は夢のような良いことばかり言って契約させるんですが、実際にはそれらは履行されません。そのうち契約した時の営業は消え、「聞いてない」「知らない」という言葉しか返ってこなくなります。
そういう会社はネットの評判でわかるのでは?と思われるかもしれませんが、ネットに悪評が出回るようになるとすぐに会社名を変えるんですよね。そうやって、生き残っていくわけです。
ですから、大きな会社ってちょっと疑った方がいいです。そんなに儲からない業界でなぜそこまで成長できるのかを考えてみてください。逆に言うと、小さな会社で生き残っているということは、お客様からきちんと評価されているということです。ということは、きちんと結果を出している可能性が高いですよね。
こんなことはあまり書きたくないのですが、未だにホームページ会社に騙される人が後を絶たないので、注意喚起の意味も込めて今回記事にしております。では、信頼できるような会社はというと…10年以上続いていて、それほど規模も大きくなく、しかも地元に密着しているような会社はよほどハズレは無いのではと思います。