国の語

本日は春日井市のお客様とお打ち合わせをしたあと、名古屋市のお客様とお打ち合わせ、そして午後は小牧市の新規のお客様のところへお伺いをしてきました。

来たnagoya氏のお客様は学習塾のお客様なのですが、そこで「最近の子は漢字が書けない」という話が出ました。…これ、よくわかります。今はデジタル全盛の時代ですから、僕なんかもふとした拍子に漢字が出てこなくて困ったことがあります。

学校でパソコン教育が始まっていることもありますが、今の子は義務教育の頃からもう「変換」「変換」なんですよね。僕なんかは最初に携帯を持ったのが大学生の頃で(それこそノキアのでっかいやつでしたけど)、今の子は小学生のうちからスマートホンやタブレットと触れ合っています。

そうすると、「漢字が書けない」ってのもわかる気がしますね。変換したら勝手に出てくるんですから、覚える必要性を感じないのかもしれません。それに併せて、今の子は本もあんまり読まないようです。マンガでさえあまり読まれなくなっているみたいですが、それだと「書けない」だけじゃなく「読めない」ことにもなってしまいます。

でも「それでいいのか?」と、ふと考えてしまいますね。…というのは、全ての学習の基礎は「国語」だと思うからです。数学だって理科だって、社会だって英語でさえも、国語が出来なかったら全て出来ません。何故ならばそこには、問題の意味を読み解く「読解力」とかが必ず必要になってくるはずだからです。

最近は日本語の乱れも指摘されているようですが、まぁそれは時代の変化とかありますから許容の範囲だとしても、日本人として生まれたからには、まず自国の言葉をしっかりと理解して欲しいですし、誇りを持って学んで欲しいですね。日本語ほど美しい表現が出来るものは他に無いと、個人的には思っています。

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