「知る」ことと「理解する」こと
本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「アウトプットの大切さ」についてのお話になりました。こちらのお客様は学習塾様なのですが、その日授業でやった内容を休んだ生徒に「授業に出た生徒」が教える…ということをさせました。
結果、教える役の生徒の理解度は非常に高まり、教えられた方もわかりやすかったようですが、これは非常に有効な手段ですね。
なんでもそうですが、ただ「インプット」しただけでは、それは知識を吸収しただけです。まぁもちろんこれも大切なことですが、真の意味で「理解する」ために重要になってくるのが「アウトプット」です。きちんと自分の腑に落とし、自分の言葉でわかりやすく説明できる状態こそが、本当の意味でそれを理解できていることになるからです。
この方法は、実は僕もよく使います。セミナーを聞いたり本を読んだりして得た知識を真の意味で理解するために、自分が他の人に説明するならどうやるか…って視点でいつも情報を得ていますし、実際に弊社のお客様に情報提供やアドバイスという形で話すことで実践していたりもします。
情報を自分の中に入れることは、もちろん大事なことです。そこがスタートですからね。でも、そこで満足せずに、次は情報を自分の言葉で外に出すことを心がけてみてください。そうすると、その時は見えなかった情報の側面が見えてくるかもしれません。そして、それが真の意味で「理解する」ってことに繋がるんだと思います。