慢心せず
昨日は44歳の誕生日でした。もう10年以上前から、自分の誕生日は母に感謝する日と決めています。面と向かっては照れくさくてなかなか言えませんが、この場をお借りして…「44年前に痛い思いをして僕を生んでくれてありがとう!」
僕が生まれたのは雪のちらつく寒い日だったそうです。21時31分に3200gで産まれたんだそうですが、こんな細かいことまでいつまでも覚えていてくれる母からは本当に「親の愛」というのを感じます。本当に尊敬できる母です。
さて、そんな母から誕生日に毎年贈られる言葉があります。それは「決して驕らないように」という言葉…何もこれは誕生日だけじゃなくことあるごとに母から言われるんですが、これを聞くたびにいつも身が引き締まる思いをしています。
人はすぐ調子にのる生き物です。モノゴトがうまくいきすぎたり、障害が何もない状態だったりすると、すぐ「いい気」になってしまいます。結果「驕る」ということにも繋がるのですが、こういう図に乗った状態というのは避けなくてはいけません。
何故ならば、それは単なる「過信」の可能性が高いからです。自分の力でもないくせに自分の実力と勘違いしたり、自分の力を過大評価して実力以上のことをやろうとしたり…自分ひとりの力なんて知れてるってことをきちんと理解すべきです。
まわりの助けがあってこそ…ということを常に意識していれば、決して「驕る」ということにはつながらないと思いますので、「助けられているからこそ今の自分がある」ということをきちんと認識して、これからも生きて行きたいと思います。