当たり前に感謝
日々まるで「当たり前」のように日常を過ごしていますけど、8年前に被災された方々はこの「当たり前」をいきなり奪われちゃったんですよね…そして、未だに「当たり前」の日常を送ることができていない人がいるのも事実です。
人は自然災害の前では無力ですが、少なくとも僕らができることは「忘れない」ってことがまずは絶対です。今も苦しんでいる人がいることを忘れさえしなければ、自然と支援の手も差し伸べられるはずです。
それともうひとつ…ごく「当たり前」の日常を送ることができている僕らが非常に感じなければいけないことは、「当たり前」は「当たり前」じゃないってことです。特にこの地方では東海大震災がいつきてもおかしくないわけですし、いきなり「傍観者」から「当事者」になる可能性だってあります。
何もない日常だからこそ「当たり前」の日々を送れているわけですが、この「当たり前」を当たり前と捉えるんじゃなく、当たり前であることに感謝をすべきなんですね。
先日も美濃西部を震源とする地震に見舞われましたが、震度3でさえ結構な揺れに感じました。いきなり奪われる「当たり前」…何気ない日常がすごく大事なものに思えてきます。僕自身いろいろなことに感謝する心を持つようにはしていますが、毎日を「当たり前」に過ごしているような部分もあるので、「当たり前」ってことが一番幸せなことなんだと改めて感じるようにしていきたいと思っています。