成長の糧
本日お打ち合わせをしたお客様との会話の中で「軽減税率」についての話が出ました。僕自身は「軽減税率」にはあまり賛成ではありません。そもそもの消費税増税の目的がなんだったかってことと、適用不適用の間に不公平感を感じるからです。
人間が生きていくために必要な「食料」に軽減税率を適用するなら、頭の食料とも言うべき「活字媒体」や心の食料というべき「経験や体験」にも適用すべきだと思うんですよね。まぁでもそれを言い出したらほとんどのものに適用をしなくちゃいけなくなるんで、そもそも「軽減税率」なんてやらなくて良かったんじゃないかと…。
今までの食べ物で人の「体」ができているように、今までの知識や情報で人の「脳」はできていると思います。そして今までの人との関わりや体験などで人の「心」ってできていると思うんです。もちろん、これが全てだとは言いませんが、そのどれもこれもが人の成長の役に立っているはずです。
そうやって考えると、全てが何かしらの成長の役に立っているというか、無駄なものなんて1つもないというのが実感できます。それが良質なものでなくても、例えば自分にとって好ましくないものであっても、それはそれで成長の一助になっているはずです。
トータル的に自分自身を成長させていくためにも、全てのことにきちんと向き合い自分の糧にしていきたいですね。