ブルンジ
犬山総合動物学院の大島学校長よりお誘いを受けまして、「ブルンジ」という国についての特別講義に参加してきました。
皆さんは知っていますか?アフリカにブルンジ共和国という国があることを。ブルンジが内戦状態であることを、警官が人を撃ったりすることを。ブルンジには義務教育が無いことを、小学校中学校卒業時に試験があり落ちると次に進めないことを。ブルンジではバナナを芋のように食べることを。フツ族・ツチ族・トゥワ族の3部族が住んでいることを。…僕は知らないことばかりでした。
エステラさんという方が講義をしてくれたんですが、この方はご主人が愛知万博でブルンジ共和国の文化を紹介することになってご家族で来日されたんですね。しかし、内戦が勃発したため帰国困難になり、現在はそのまま日本に在住し中学校で英語指導講師をされているとのことでした。
国に帰れないってのは想像も出来ませんね…僕らが仕事で海外に行ったらそのまま日本に帰れなくなったって感じですもんね。自分の意思とは関係なく強制的に国外での生活を余儀なくされるっていうのは、本当に大変な事だと思います。それこそ言葉も文化も食べ物も違うわけですし、頼れる人もいない状態なわけですから…。
そういう状況の人が存在するっていうのも視野が増えましたし、ブルンジという国のことを深く知れたのも大変勉強になりました。何でもそうですが、「新しい事を知る」「新しい知識を得る」「自分の知らない事を教えてもらう」っていうのは本当に楽しいです。非常に有意義な時間を過ごさせていただきましたが、このような機会をいただけたことに感謝しております。