共同体
昨夜は「犬山有志の会」の定期会合に出席してきたのですが、今回は前犬山市長である石田芳弘さんが講演をしてくださいました。僕の好きな孔子の論語の話から始まって、物語を作らなくちゃいけないというお話や変わってはいけないもののお話など、非常にウイットに富んだお話をしてくださいました。
ご自身の経験された政治の世界の話(地方も中央も)や、これまでの犬山とこれからの犬山のお話など、世の中の構図から共同体(コミュニティー)の話まで、1時間ほどの講演の中で中身の濃いお話をしていただきましたが、犬山有志の会のメンバーは犬山を愛する人たちの集まりですから、非常に思うことも多かったのではないかと思います。
特にコミュニティー論は非常に興味をそそられましたので紹介されていた本を今度読んでみたいと思いますが、この論理ってのは時代の変遷と共に変わっていくものだと思います。実際に、同じ題名の本でも10年以上前に書かれたものと最近書かれたものでは、書いてある内容が間逆なんだそうです。まぁ当たり前の話かもしれませんけどね。
今は「つながり」の時代ですし、ネットでも「つながり」が求められる時代です。そういう「時代が求めるもの」に敏感になって上手に取り入れていかないと、取り残されてしまうようにも感じています。時代錯誤なやり方をしていちゃダメってことですね。
このコミュニティーってのはどこにでも存在します。地域だって会社だって学校だって、それこそネットの世界にだってありますし、作り出すなんてことも出来ます。だからこそ、そういう共同体とどう関わってどう活用していくかってのは、常に頭の片隅においておかなければいけないのかなって感じました。