失敗はいいこと
経済産業省が、起業準備期間に最大2000万円を助成して教育・助言する新たな人材育成プログラムを始めるそうですね。世界に比べて日本は巨大ベンチャー企業の生まれる余地が少ないです。
まぁこれは企業風土の違いとか、エンジェルの不足とかいろいろ理由はあるんでしょうけど、一番大きなのはやはり「失敗が許されない」という日本独特の文化なんでしょうね…。
アメリカなんかでは、失敗した数が多い人ほど有能とみなされます。何故ならば、それだけの経験を踏んでいるし、そこまで失敗したのであれば次は失敗しないだろうと考えるからです。でも日本だと…やはり、一度失敗した人はレッテルを貼られちゃうんじゃないでしょうか?
でもね、失敗を恐れていては何も新しいことは出来ませんし、大きな何かを成すこともありません。失敗は恐れるもんじゃなく、どんどん「すべき」ものなんですね。失敗から学べるものも多いですし。
だからこそ、どんどんチャレンジして、どんどん失敗すればいいと思いますね。例えば、成功率1割のプロジェクトがあったとしたら、早く9回失敗した方がいいと思いません?失敗すればするほど、成功する確率がどんどん高まっていくわけですから…そういう風に考え方をチェンジ出来るかどうかってのも大事なポイントのような気がします。
もちろん、これは世間も変わらなければいけません。もうそろそろ「失敗」のイメージを、ネガティブなものからポジティブなものに変えちゃってもいいんじゃないかなと思います。