大事なときに折れないために
快適な環境ってあると思います。ぬるま湯って言うと語弊があるかもしれませんが、思考が停止してしまうくらいの心地よい環境のことです。
でも、そういう生ぬるい環境を思い切って抜け出して、あえて困難な状況に身を置くことも必要だと思います。そして、これはできれば若いうちに経験しておくといいと思います。
僕も起業時に経験がありますが、そういう苦難の状況を経験しておくと、何か苦しいことがあっても踏ん張れるんですよね。「あれに比べたらたいしたことない」と思えるようになりますし、なんとか解決策というか突破口を見つけようとするんです。
つまり、出現する壁から簡単に逃げたりしなくなるんです。立ち向かって「なんとかしよう」と考えるようになりますし、困難な状況の中で何かを「見つけよう」とする力が身に付くんですね。
全てが順調でスムーズに行き過ぎると、何かあったときにすぐ逃げようとしてしまいます。いわゆる「挫折」ですが、本当に大事なポイントで折れてしまってはもったいないです。ですから、なるべく早い段階で苦難な状況を経験しておき、何かあっても心がくじけないようにしておくといいかと…人生なんて大なり小なり苦難の連続ですから。