「もう」と「まだ」

本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「考え方」についてのお話になりました。こちらのお客様のお子様が受験生という事でかなりナーバスになっていた時期もあったそうなんですが、その時に塾の先生が「もう半年しかないじゃなくて、あと半年もあるんだよ」と言われたそうで、これを聞いて少し精神的に落ち着いたそうです。

確かに「もう~」と考えるか「まだ~」と考えるかで、それに対する心の持ちようが変わってきます。有名な話ではコップの水ですね。コップに水が半分入っている状態を見て「もう半分飲んじゃった」と捉えるか「まだ半分残っている」と捉えるか…ここにはその人の考え方が表われると思います。

これはどちらが良いというものでもありません。そして状況によっても、考え方は変わってくると思います。「もう~」と考える事により自分を奮い立たせる人もいれば、「まだ~」と考える事で少しでもプレッシャーを無くそうと考える人もいるでしょう。

ただ「考え方はひとつだけじゃなく、いろいろな考え方がある」と知っていれば、辛い局面に立った時に違う捉え方もできるはずです。だから、モノゴトは一面的じゃないって事だけでも理解しておくといいですね。

今年も前半戦最後の月に突入しました。6月が終わった時に「もう半年終わった」と考えるか「まだ半年ある」と考えるか…それにより後半戦の充実度も変わってくると思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。