想いは変わらず
僕自身が起業する時、当時住んでた地元の商工会議所が主催する「起業塾」に参加したんです。無料でしたし、学べることはいろいろあるかなと思って。10日間程度のカリキュラムでしたが、企業診断士の方からも色々な事例のお話を聞くことができました。成功事例も失敗事例もね。
そのカリキュラムの中に「事業計画書を作る」というものがあったんですが、先日事務所の棚を整理していたらそれが出てきたんです。懐かしいなと思って見ていたら…言ってること、今と全然変わってないんですよね。
例えば、経営理念の箇所…「弊社とお付き合いのあるお客様は全員幸せになって欲しいと願っており、お客様の本当に喜ぶ顔を見た事が直接の起業のきっかけとなった。主要顧客は地元の中小企業を想定しており、中小企業に発展して頂く事を一番に考えている。それが地域の発展にも繋がると思っており、お客様、地域が発展すると共に弊社も成長していきたいと考えている」って書いてあるんですよ。
青臭いと思われるかもしれませんが、実はその想いってのは今も変わっていません。小さな会社ほど助けたいと思っていますし、そういう地元に根差した小さな企業が発展することは地元の活性化にもつながると思っています。そして弊社とかかわったお客様には、もれなく幸せになって欲しいですしね。
今から15年ほど前の自分が書いた十数ページの事業プランを見て、「まぁだいたい想定通りに来てるよ」って褒めてあげたいと思いました。苦言を呈すとしたら…「もっと高みを目指すべきだったね」って点でしょうか?この事業計画書…どう見ても儲からないもん。(>_<)