原点と未来

よくミッションとかビジョンとかを掲げる会社もあると思います。これは会社や事業規模の大小なんかは関係ありません。何故ならば、ビジョンってのは「想い」であり、ミッションってのはそこにたどり着くための具体的な「手段」だからです。

ですから、それらをきちんと明示できるならするべきですし、明示することによって本当の意味で「伝わる」こともあります。特に社員やスタッフがいる場合、こういうことは繰り返し伝えないとなかなか浸透していきません。ですから「伝え続ける」くらいで丁度いいんです。

何より、ビジョンってのは「原点」にもつながるものになってきます。何か道に迷うようなことがあっても、「そもそもどうしてこの事業をやろうと思ったんだろうか?」「なんでこの会社を立ち上げたんだろう?」という問いかけの答えがそこにある可能性ってすごく高いんですね。つまり、そこを振り返えれば初心(原点)に立ち戻ることもできるんです。

それと…忘れてはいけないのは、人は「想い」に共感する生き物っていう点です。ですから、お客様にもきちんとビジョンが伝われば、そこに共感してくれるお客様=良質なお客様が集まってくる可能性も増えるってことになります。原点でもあり、未来にもつながるものってことは、「想い」ってやっぱり大切なものですね。

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