棘の道
今年のお盆休みは、ほぼ息子の課題の手伝いで過ぎていきました。その合間を縫って友人や親戚などと会いましたが、友人と会うとよく聞かれることがあります。それは「調子はどう?」とか「儲かってる?」ということ…「まぁぼちぼち」と答えていますが、こればかりは起業家意識を持っている者同士じゃないとなかなか本音で話す事が出来ません。
友人にはサラリーマンが多いんですが、サラリーマンと起業家はどうしても意識が違います。二代目と起業家も多少意識が違います。なので、なかなか話が噛み合うことは少ないんですよね…。
ただ…友人の話を聞いていると、別の道を歩んだ自分をどうしても想像してしまいます。隣の芝は青く見えるといいますが、サラリーマンとして生きた方が楽だったような気もしてしまうんですよね…。
あ、もちろん自分の選択に後悔はしていませんよ。人生は選択の連続ですから、選ばなかった選択肢の方へは絶対に行く事は出来ませんし、時間を遡る事も出来ません。できる事といえば、自分の判断を信じて、自分の選んだルートを全力で駆け抜けていくことだけです。
先日起業家仲間と話していて、「もし生まれ変わったら絶対にこんな険しい道は選ばないよね」なんて会話も出ましたが、もし生まれ変わっても同じ道を選んでしまうのが起業家のような気がします。結局、人の敷いたレールの上じゃなくて、きちんと自分の意思を持って進むべき方向に進んでいきたいってことなんだと思います。
すごく大変な道ですけど、その分「生きている」感を強く受けるのが起業家の道ですね。