峠を越せば
いろいろな物事には必ず「波」があります。仕事でも人生でもなんでもそうですね。良い波の時期もあれば悪い波の時期もあり、これが周期的(または不規則)に繰り返されたりします。
ただ、これらは陰陽の考え方のように密接に関わりおっており、どちらかだけに傾くことはありません。良いこともあれば悪いこともあるってことです。どちらか一方だけが永遠と続くというのはありません。
これを意味するものとして、昔から「明けない夜はない」「出口のないトンネルはない」という感じで、悪い周期にハマってしまっている人を励ましてきたりもしました。確かにその通りで、悪い波もいつかは断ち切れます。
先日、それをまた違う言い方で表現している人がいました。それは「峠を越えれば流れも変わる」というものです。実際に山道を歩いた人はわかると思うのですが、峠(頂点)までの道のりと、そこを過ぎてからの道のりは色々なものが一変します。つまり「流れが変わる」んです。
これは、わかりやすい表現だな~と思いました。特に「流れが変わる」という表現がいいですね。ビジネスをする上ではいろいろなことを「波」よりも「流れ」として感じることも多いため、今後僕もこっちの言い回しを使っていこうかなと思いました。