必要だからこそ
本日お打ち合わせをしたお客様は起業家の方なんですが、最近新たに始めようとした事業が諸事情から頓挫してしまったというご報告がありました。…まぁ、こういうことあります。特に起業直後なんてこういうことの繰り返しだったような気がします。
でもね、不思議とめちゃくちゃ高い壁とか穴は出てこなくて、乗り越えられるくらいの壁とか飛び越えられるくらいの穴が現れるんですよね。挫折もあるかもしれないけど、それを経験したことによって得られたものの方が大切だったりね。
つまりは、それは必要な経験じゃないかと思うんです。その時に必要だからこそそういう試練が現れたわけで、決して後ろ向きに考えなくていいと思うんです。前だけを向いて、乗り越えるなり迂回していけばいいんです。
今回のお客様もその事業が頓挫したからこそ見えてきた部分があるというか、逆に言うと「そっちの方がいいんじゃない?」と思えることを始める形になったりとか…きっとこの頓挫は必要なことだったんですよ。あまり詳細は話せませんが、問題を抱え込んだままスタートするより全然良かったと思います。
何かをやろうと思うと障壁なんて絶対出てきます。それに立ち向かうも逃げるも自由ですが、それはきっとその時々に必要な「モノ」なんでしうよね。どういう結果になったとしても、それは次につながる「ナニカ」だと思いますよ。