選ぶのはクリアな状態で
人生って「選択」の連続です。というか、僕らは毎日何らかの選択をしながら生きていますよね?それこそ「今日何を食べるか」ってことも選択ですし、仕事で「どんなことをするか」ってのも選択です。
会社まで車で行くか電車で行くかだって選択ですし、誰に会うかってのも選択です。今すぐ起きるか後10分寝てから起きるかってのも選択ですし、お風呂の前に食事するか食事してからお風呂に入るかってのも選択です。
通常は、こういう「些細」な選択を繰り返して毎日を生きているわけですが、コロンビア大学の研究によるとだいたい1日に70回以上の選択をするんだそうです。そして…これが大事なことなんですが、あまりにも選択が多すぎると「決断疲労」と呼ばれる現象が発生するそうです。
選択をし過ぎて脳が疲労するってことですが、この状態で脳が正常な選択をできるかどうかわかりません。いや、「何を食べるか」程度の些細なことならいいんです。でも、時には「人生にかかわる」ような選択をしなければいけなくなる場合もあります。ですので、そういう選択をする時は、絶対に一呼吸置くべきなんですね。
脳が疲れていない状態でじっくり考えることが必要ってことです。弊社でも時々やりますが、お客様に提案するプランを1日置いて、次の日に再度じっくり検討することがあります。1日練って作ったものでも、次の日になるとまた違った視点でブラッシュアップ出来たりもするからです。
そのことに向き合う時間自体は、多いに越したことは無いと思います。だけど、実際に大事な選択(決断)をする時は、脳が疲れていない状態の時にしたいものです。