単なる階段

目の前に現れる試練のことを「壁」と表現することが多いですが、以前より述べている通り「乗り越えられない壁は現れない」というのが僕の持論です。つまり、乗り越えられるから現れるのであって、身の丈以上の壁は出てこないはずなんですよね。

だからこそ、逃げずに立ち向かうのが正しい姿だと思うのですが、それがとても大きな壁だったりするとなかなかそうポジティブに捉えられなかったりもします。でも、それは「その時に必要な試練」のはずなんですよね。

そう思って僕も今までいくつもの壁を乗り越えてきたわけですが、先日ある書籍の中で気になる一文を発見しました。それは…「壁だと思っていたものは単に一段が異常に高い階段だった」というものです。

これは言い得て妙というか、確かに乗り越えてみるとそれは長く続く階段の単なる一段であったりもします。ただ、これって実際に乗り越えてみないと、なかなか実感の湧かないものでもありますけどね…。

でも、最初からそう考えることができれば自分の中の障壁が少し低くなるというか、越えやすくなると思うんですよね。ですから、これから何か壁が現れてもそれを「壁」と思わず、単なる「階段の一段」と考えるようにしていきたいと思います。

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