他人と比較しない
先日ある方が「あそこの会社より頑張っているのに全然評価されない」と嘆いておられました。確かにその方は非常に頑張っておられますが、ライバル視しているか会社をなかなか追い越せないようでした。
そのライバル会社は「少々グレーな手を使って業績を伸ばしている」とのお話もされていましたが、まぁこの際手法がどうとかは置いておくとして、あまり気にしなくてもいいんじゃないかというお話をさせていただきました。
確かに、ライバル心や競争心は原動力になり得ます。モチベーションの維持にもつながるかもしれません。でも、無理に誰かと比較する必要もないですし、相手に嫉妬心を持つ必要も無いと思います。
お釈尊様の言葉に「他人の過失を見るなかれ。他人のしたことと、しなかったことを見るな。ただ自分のしたことと、しなかったことだけを見よ。」というものがあります。これは「(他人にされた)自分にとって不都合なことなんて気にしなくていい。他人がしたことなんてどうでもよく、大事なのは自分がどう行動したか」という意味合いになります。
つまり、他人(他社)がどうとかは全く気にする必要はなく、まぁ動向チェックくらいはしてもいいんでしょうけど、それに一喜一憂する必要はないってことです。それよりも、自分自身がしっかりと行動できているか、そしてそれをしっかりと省みているかってことの方が大事なんですね。
どうしても他人(他社)のことが気になる人も多いと思いますが、それよりも自分の行動を省みる方が建設的ってことですね。