たくさん入れる
世の中にはいろいろな情報が溢れていますが、どんな情報でも「自分の言葉で」伝えようと思ったら自分の中で内容を完全に理解しておく必要があります。伝言ゲームのようにそのまま情報を伝える場合は別ですよ。でも、例えば仕事上の専門知識であったり、お客様にとって有益な情報であったりを伝える際には、間違いの無い情報を伝えなくてはいけません。
そのためには、とにかく関連する情報をたくさん自分の中に入れないとダメなんです。その中で情報を取捨択一し、噛み砕いて理解しておく必要があるんですね。
だいたいにおいて、インプット10に対してアウトプットは1くらいしかできないもんなんです。いや、もしかしたらインプット100に対してアウトプット1くらいなのかもしれません。入れたのをそのまま出すわけじゃありませんから、自分の中で腑に落としておかないと「自分の言葉」でなんてアウトプットできないわけです。
そして腑に落とすためには、とにかくどんどん情報を入れることが大事になってくるんですね。当然、情報を整理する能力なども要求されますが、その前提条件として絶対的な情報量が必要になるんです。
今は情報が垂れ流し状態の世の中とも言えますが、それでも意識しなければ頭の中には入ってきません。全てを全て入れる必要はありませんが、常にアンテナを立て「関係のある」情報だったら積極的に頭の中に入れるようにしておくといいです。そうすれば、自然とアウトプットの量も増えてくると思いますよ。