WOOP
よくこのブログでも「目標を達成するためには段階的に考える」という話をしますが、目標を細分化することによって小さな目標達成を重ね続けることが、最終的な目標を達成するための肝です。
で、それと似たような考え方で「WOOP」というものがあるのでご紹介します。これは「願望(Wish)」「結果(Outcome)」「障害(Obstacle)」「計画(Plan)」の頭文字をとったものですが、目標を達成しやすくするためのステップのことです。
例えば「車に乗れるようになりたい」という願望があったとしたら、必要な結果は「車の免許を取る(運転試験場で合格する)」です。そして、この「WOOP」で大事なのは障害をきちんと想定するってことです。
先ほどの例でいうと、障害は「(車校に通うための)お金がない」とか「(免許の試験に受かる)自信が無い」とかですね。こういうネガティブな要素を洗い出すことによって、あらかじめ対策を考えることが出来ます。
それが「計画」です。お金が無いのであればバイトをするだとか親に借りるだとか、試験に受かる自信が無いのであれば参考書を用意するだとか誰かに勉強を教わるとかですね。障害に対する対策をあらかじめ考えておくわけです。
単純に階段状にステップを考えるのではなく、ネガティブな要素を洗い出すことによって具体的な失敗要素を排除していく手法になりますから、より成功率を高めることができます。なかなか目標が達成できないような人は、「WOOP」を取り入れてみてもいいと思いますよ。