バックアップは大事
忙しい時には想定外の事態も起こりがちで…実は昨日、お客様のところへ緊急出動してきました。今朝までアクセスできていた外付けハードディスクにアクセスできなくなったとのことで、ちょっとやばそうな感じを受けたので緊急訪問してきました。
詳しく見てみると…いや、見てみる前にハードディスクからまずい音がしています。具体的に言うと、起動時に読み込みに行こうとしてカチャカチャ大きめの異音が鳴った後、うんともすんとも言わなくなる現象です。これはヤバイ。
明らかに物理的な不具合の可能性が高かったので、そのまま下手に電源を入れ直したりせず、ハードディスク復旧サービスの専門会社に依頼することをお勧めしました。(これ以上ダメージを与えるとまずいので。)
こちらのお客様はネットワーク経由で外付けハードディスクに全てのデータを保存しています。そのため、何かあるとまずいのでバックアップのシステムを構築してあったのですが、忙しさにかまけて動かしていなかったようで…ちょっと前のデータしか残っていませんでした。予算の兼ね合いもあり手動のバックアップシステムだったのですが、こういうことを考えるとやはりRAIDとかの常時バックアップシステムが間違いないなと思いますね…。
ハードディスクってのは磁気ディスクです。いつかは必ず寿命が来ます。そして、ハードディスクの場合は使用頻度が寿命にすごく関係しており、それこそ毎日アクセスするような場合は3年程度を目途に新しいハードディスクに買い替えていった方がいいです。それに加え突然死ってのも当然ありますから、バックアップを取っておくことは必須です。
デジタルデータってのは便利ですが、消える時は一瞬です。大事なデータを失ってから後悔しても遅いので、バックアップの大切さっていうのをきちんと認識しておくことが大事です。