カスペルスキー
NTTグループが、ロシアのセキュリティーソフト「カスペルスキー」の使用を中止するというニュースが出ましたね。
弊社もカスペルスキーが出始めた頃に検証用として導入したことがありましたが、今は使っていません。昔は結構動作が軽くて良かったんですけどね…。(今はどうなんだろ?)
その後、2017頃にはロシア政府系のハッカーが、このカスペルスキーのソフトが入っているパソコン内をハッキングできるようにしていたというニュースが流れました。その頃から使用を禁じる会社も出てきていましたから、今回「まだNTTは使っていたんだ」と逆に驚いています。
いくら民間企業とは言え、ロシアでは(中国もか)政府から命令されたら断れないでしょうね…。言い換えれば、悪用しようと思えばいくらでもできるわけです。国家単位でね。
セキュリティとハッキングは紙一重です。表裏一体と言った方がいいかもしれませんが、同じ技術でもどちらに振れるかで善になるか悪になるかが決まります。最近は特定企業を狙ったハッキングなんかも増えていますから、リスクがありそうなセキュリティソフトはなるべく排除した方がいいかもですね。