情報の流出に注意
鹿児島県が公募したアイデアをホームページで公開したらしいのですが、その情報はpdfで公開していたそうです。個人情報も載っていたのですが、そこは黒塗りしてあったそうなんですね
ただ、職員のIT能力が足らなかったためか黒塗りが除去できる状態で公開してしまっていたそうで…大問題ですね、これ。現時点で個人情報が漏れてしまったかどうかは不明ですが、個人情報が閲覧できる状態で公開してしまったのは問題です。
「県HPで公開の公募アイデア PDFの黒塗り 専用ソフトで除去できた」
ただ、これって今回だけの問題でもなく、同じようなことをしているところは他にもあると思います。特に社員にホームページの管理を任せている場合など、ネット関係を自社でまかなっている場合とかですね。
大企業などで専門部署がある場合は問題ないでしょうけど、小さな会社で通常業務と兼任している場合などは、どうしてもその社員の能力に情報管理能力が左右されてしまいます。ITの知識に疎い人も多いと思いますしね。
企業単位では今回のように個人情報をネットで公開するような事態は少ないでしょうけど、商品やサービスを販売していて個人情報を預かっているケースは多いと思います。そういった情報もリテラシーのレベルによっては簡単に流出してしまいますから、注意しなければいけません。
社員教育としてITリテラシーの研修を受けさせるだけでも違いますから、今後は社員教育の一つとしてそういったことも含めていった方がいいと思いますよ。(あ、弊社でもそういった関係の研修を請け負っています。宣伝ですけど^_^;)