たまには…
本日お打ち合わせを終えて帰る帰り道、ふと道沿いにあるお寺の掲示に目が留まったんですが、そこにはこう書いてありました。
「錆びは鉄より出でて鉄を腐らせる、愚痴は人より出でて人を腐らせる」
なるほどな…と。確かにその通りだと思います。自分自身が出したものが、自分自身をダメにしていく例えですね。(「身から出た錆」の語源なんだそうです。)
ただ…個人的には愚痴は多少なら別にいいんじゃないかと思っています。もちろん、口を開くたびに愚痴っていてはダメですし、そもそも悪口はダメですけど、信頼できる相手に対して多少愚痴るくらいならいいんじゃないかと思っています。
何故ならば、「吐き出す」ことによって楽になる人もいるからです。自分の中にずっとため込んでいると、いつか許容値を越えてしまいます。ですから、信頼できる相手に時々吐き出すくらいはいいんじゃないかなと思います。(信頼できる人しかダメですよ。その愚痴が巡り巡って自分を苦しめる可能性が出てきますから。)
もちろん、吐き出したまま終わらず最終的に建設的な方向に持っていければベストですけど、「吐き出す」ことで楽になるのであれば時々愚痴るくらいは許容範囲かなと思います。