QRコードにはご用心

以前に「クイッシング」の注意喚起の記事を書いたんですが、その記事を書いたのが昨年の12月頃です。だいたい半年くらい経つんですけど、クイッシング自体は流行り出してから1年以上経つんですよね。

で、1年経って「クイッシング」の種類もだいぶ多種多様になってきているようで、その被害は1年で175倍にもなったそうです。これは、なおさら注意が必要ですね。

先の記事で述べたように、詐欺メール内のURLをQRコードに差し替えてバレにくくするだけでなく、添付ファイル内にQRコードを入れ込まれたり、それこそ街中にあるQRコードの上から偽QRコードが貼り付けられたりする事例も発生しています。

また、QRコードの中身も進化していて、今までのようにフィッシングサイトに誘導するだけじゃなく、通信内容が容易に傍受できる危険なWi-Fiに接続させたり、マルウェアを自動でインストールさせてスマホを乗っ取るなんてことも行われています。

つまり、これからはむやみやたらとQRコードを読み込むのではなく、一呼吸おいてQRコード自体に細工されていないか調べたり、場合によってはQRコードを使わずに自分で目的のサイトにアクセスするということも、被害に遭わないためには大事になってきます。

利便性のために開発されたQRコードですが、自衛のためには利便性を捨てることも必要かなと思います。

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