お客様は神様じゃない

本日は2社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「アンチコミュニケーション」についてのお話になりました。こちらのお客様はお世辞にも人付き合いが上手とは言えず、どちらかというと「人嫌い」な方です。

といっても、お客様対応はきちんとされていますよ。積極的に人と関わっていこうとしないだけです。そのため、今流行のSNSなどにも手を出さず、孤高の立場を貫いています。

ただ高い能力をお持ちの方ですので、お客様は自然と寄ってきます。でも今までにお客様に振り回されたケースもあり、これからは「お客様を選別」していくことも考えているということでした。自分と合わないと思ったら、勇気を持って断るということですね。

まぁ、これはある意味究極のカスタマーフィルターです。「自分」というのを訴え続けて、そこに合致する人だけ相手をしていく…これが実現できればこれほど楽なものはありません。何故ならば火種を持ったお客様の相手をしなくて良くなるからです。

こういう時代になって気が付く人も増えてきましたが、お客様は決して神様ではありません。あえてコミュニケーションを取らないと言うのはSNS全盛の現在のマーケティングからははずれますが、将来を見据えた場合にはある意味これも正攻法のような気がしています。

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