過ぎたるは…
孔子の論語に「過ぎたるはなお及ばざるが如し」というものがあります。まぁ有名な言葉なので知っている人も多いでしょうね。これは「やりすぎはダメ、かといってやり足りないのもダメ、何事もほどほどが一番」というような意味になります。
分かりやすく言うと、例えば「毎日水を飲むのが健康にいい」と聞いたとして、1日に10リットルも飲むのは違っているし、かといって3日で辞めちゃうのも違うって感じです。要は「丁度良いのが一番」ってことを言ってるんですね。
ただ、やると決めたことに対しては、やりすぎる必要はないけど「やりきる」ことは大事なんじゃないかと思います。途中でやめるよりは、例えやり過ぎだとしてもやり続ける方が大事だと思いますし、何より決めた目標があるのであればそこに到達するまで「やりきる」ことがすごく大事だと思います。
以前から何度も言っていると思いますが、世の中「失敗」なんてないんですね。あきらめる=途中でやめるから失敗するんであって、あきらめない=挑戦し続けている限り、それは目標に到達するまでの過程にすぎないわけです。
ほどほどが一番いいのは経験上もわかりますけど、モチベーションを保つためにはやり過ぎてもいいと思いますし、何よりやり足らないよりはいいと思います。そういう意味では、「過ぎたるは及ばざるより良し」かなと思います。