幽霊メール
先日ある方がお客様からお怒りのお電話を頂いたそうです。なんでも「問い合わせのメールを送ったのに音沙汰が無い」との事だったらしいのですが、この方はきちんとご返信のメールを入れていたそうです。念のために「迷惑フォルダ」を見てもらったら、そこにちゃんと返信メールが入っていたそうで…お客様は恐縮しまくりだったそうです。
まぁこのような事態っていうのはそこら中で起こっていると思います。だから、利用者の立場としてはきちんと迷惑メールフォルダの中もチェックしなければいけませんし、お店側としてはそういうところに自店のメールが入ってしまう可能性も考慮しなくてはいけません。
特に最近注意すべきは、お客様のメールアドレスが携帯(スマホ)の場合ですね。携帯やスマホだと結構ガチガチの迷惑メールフィルターをかけている人も多いですし、デフォルトの設定のままだと「パソコンからのメールを受信しない」設定になっていたり「URLやメールアドレスの入ったメールを受信しない」設定になっている場合も多いです。
こういった設定になっている場合、不親切な事にパソコン側には何のエラーメールも返らないので「届いている」と勘違いしてしまう事態も発生するんですね。(docomoだけは「ユーザーが存在しない」というエラーメールが返るようですが、これも実態にそぐわないエラーメールなのでもうちょい何とかして欲しいですよね…。まぁ迷惑メール対策の一環なので、「生きているアドレス」とわからないようにしたいという気持ちも分かりますけど…。)
いずれにしましても、会社やお店側は「メールが届いていない」事態というのも想定してお客様対応にあたる必要がありますし、追客が必要な場合には「届かない」事態を回避するような手を打つ必要もあります。迷惑メールの弊害はこんなところにも出てきていますが、まさに「迷惑」極まりないですね。