エンゲージメントとは
特にSNSとかで「エンゲージメント(engagement)」って言葉を見聞きしませんか?このエンゲージメント…直訳すると、「約束」とか「契約」って意味になります。あ、「婚約」って意味もありますね。(エンゲージリングって言いますよね。)
本来のマーケティング用語的な意味で捉えると、「自分の発したメッセージや魅力的なオファーによって、見込み客が反応すること」を意味します。ただ、最近ではSNS上での「つながりを測る指標」として用いられることが増えてきました。
以前にも述べたことがありますが、SNSでは「つながり」が重視されます。そしてそこで、いかにコミュニケーションを取っていけるかってが肝になるんですね。そのためには「共感してもらう」ってのが大事な要素となります。そして、その共感度を上げていくために「つながり」というか「絆」という要素を利用していくのですが、それを把握するのが「エンゲージメント率」となります。
わかりやすく言えば、SNSで「いいね」してもらったり、リツイートしてもらったり…ユーザーがそういう反応(アクション)をしてくれることを測定しているんです。そういう反応があればあるほど、愛着度が高いという考え方です。ですから、そういった行動をしてもらうことを想定していろいろな投稿を行っていく必要もありますし「エンゲージメント率」の改善を目指していかなくてはいけませんが…ユーザーは気まぐれですから、同じ「いいね」でもその動機は様々だったりもします。その辺が「エンゲージメント率」だけを見ていると危険な部分でもあります。
ですから「エンゲージメント率」に一喜一憂する必要はありませんが、「共感を増やす」って考え方はSNSにおいて非常に大事な要素です。数値だけを見るんじゃなくて、実際のコミュニケーションをきちんと取っていくことが大切なポイントですね。