マーケティングなんて

先日お客様とお打ち合わせをしていたら「マーケティングは難しい…意味が分からん」とおっしゃっていました。こちらのお客様は色々な本も読みながらマーケティングの勉強をされていますが、時々悩んでしまうようです。

まぁ…わかりますよ。マーケティングの本は難解なものも多いですからね。中には「これ、わざとわかりにくく書いてあるんじゃないの?」ってものもあります。難解な語句を多用したりしてね。

でもね、マーケティングの本質なんてめちゃくちゃ簡単なんですよ。ぶっちゃけて言えば「お客様の立場」で考えればいいんです。4Pとか難しい話も知らなくて大丈夫…マーケティングを知らなくても、マーケティングを考えることはできます。

マーケティングって何のために行うかというと、売り上げを上げたい場合ですよね。そのために戦略立てて考えていくわけですが、これは会社(お店)寄りの考え方です。もちろんそれでうまく行く場合もありますが、もっと簡単なのはお客様寄りで考えるってことですから。

ただしここで大事なのは「本気で考える」ってことです。都合の良いお客様像を用意するんじゃなくて、第三者的なお客様像をどこまで具現化できるかってことです。そして、もっと大事なのはそれを「いくつ」考えることができるかです。結果を出すために大事なのはトライ&エラーですので、その時に球数が多ければ多いほど正解にたどり着く確率も高くなります。

要は、どこまで本気でお客様本意の考え方が出来て、どこまで本気でお客様を想えるかどうか…これが出来ればマーケティングの難しい知識なんて無くてもいいと思います。実践した経験の方が強いですからね。

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