反響率
最近、折込チラシを入れられたお客様から「このところ、すごく反応が落ちているような気がする」というお話を聞かされました。確かに紙媒体の反応率は年々落ちています。特に新聞折込や雑誌広告が顕著で、まだフリーペーパーの方が使いやすいのかもしれません。
まぁどの媒体も使い方次第といいますか、チラシや広告の作り方によっても反応は変わります。特に今はクロスメディアでホームページへ誘導する方式が一般的ですが、「きちんと誘導できているか」って事と「きちんとクロージングできているか」って事に重きを置かなくてはいけません。
で、こういったものはただ闇雲に入れるのではなくて、効果測定をすると共にきちんと費用対効果を考える必要があります。こういったチラシやDMの損益分岐点というのは実は簡単に計算できて、総費用を粗利益の単価で割るだけでいいんです。
例えば…チラシやDMに100万円かかったとします。そこから1つ売れれば1万円の利益が出るとします。そうすると100万÷1万=100ですから、100人が商品を買ってくれれば元が取れるって事です。100万円かけて10000枚ばらまいたとしたら、反響率は100÷10000=0.01となります。つまり1%ですね。
この率は工夫次第で上げる事ができます。せっかく費用をかけるんであれば、仕組みや道筋もきちんと考えて取り組むといいですね。