USPの打ち出し
本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「違いの明確化」についてのお話になりました。こちらのお客様は同じような施設を複数お持ちなのですが、その違いがわかり難いとの事で各施設の「差別化」を図っていかなくてはいけないとお考えでした。
これは非常に大事なことです。しかも同じような施設は日本中どこにでもある状態ですから、他社との違いを明確にするためにも各施設のUSP=売りになる部分をしっかりと見定めて策定し、そして戦略的にアピールしていく必要があります。
実はこれ…ホームページも同じなんですよね、自社と同じような事業を営んでいるホームページはたくさんありますし、自社と同じような商品を扱っているホームページもたくさんあります。そういうところと比較されて残っていくためには、何か「売りになる」部分が必ず必要になります。言うなれば「強み」ですね。その部分なら他には負けない…という自社ならではのアドバンテージです。
これは別に商品やサービス自体になくても構いません。わかりやすいところでは「価格」ですが、価格で勝負してしまうと最後には必ず資本の大きな所が勝つのでお勧めは出来ません。そういう意味では「人」というのは打ち出しやすい部分なのかもしれません。まぁ、だからこそ難しいものでもあるのですが、人として信頼してもらえればそれはかなりの強みとなります。
いずれにしても今は競合がない状態なんて考えられませんから、その中でいかに選んでもらえるかを考えていかなければなりません。そして、その時の判断要素で重きを置かれるのが「USP(Unique Selling Proposition)」ですから、きちんとわかりやすくお客様にUSPを提示しておく必要があります。