見える化

先日あるお客様と、とある営業マンの話になりました。その方はセキュリティ関連の商品を売っている営業マンだったのですが、商品の説明をする前に擬似ウイルスをパソコンに入れさせてもらうらしいです。で、「ほら、これだけ穴が空いてるでしょ?これだけの情報が流出する可能性があるんですよ。怖いですね~。(だからうちの商品を導入してね)」って営業をするらしいです。

いやいや、パソコンの中からやったって説明にならんでしょ?外からやって説明しないと…。まぁ、この会社が詐欺的な会社かどうかは置いとくとしても、これはかなり上手なやり方だなと思いました。

何故ならば、人は「目に見えないもの」はなかなか信じないからです。いくら口で「パソコンのセキュリティが甘いと情報が流出する可能性がありますよ」って言われたって、「ふーん…」程度の方も多いでしょう。でも、実際に情報が外部とやりとりされているところを見せられると、「早く対処しないとヤバイな」となるわけです。

なんでもそうですが、視覚(見える)化すると非常に伝わりやすいんですね。特に「脅威」とか「危険」なんかは格段に伝わります。もちろん、理解度も早まります。

だからこそ、視覚化できるものはどんどんした方がいいのかもしれません。ホームページでは色々な意味で文字情報が大事になりますけど、口で説明するような場合はビジュアルも併用することが大事ってことですね。

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