どれもが正解

人生の分岐では「選択」に迷う事がありますよね。でも先日お会いしたある方から「そのどれを選んでも正解だよ」と言われました。

確かに…特に人生における選択においては、何が正しくて何が間違っているという類のものではありません。大切なのは、選んだ選択肢の先をしっかりと見据える事ができているかどうかって事と、選ばなかった選択肢に未練を残していないかって事です。

違う道の方が良く見えても、それも本当のところは分かりません。何故なら、その道を選ぶ事はもう決してできないのですから…つまり、自分の選んだ道を正解だと信じて先へ進むしかないんですね。選ばなかった道に行く事はできません。だからそこに悔いを残す必要はありませんし、選ばなかったと言うのもひとつの決断です。決断というのは「決めて」「断つ」から決断なんですね。

「自分が選んだ先が全て正しい」なんてなかなか簡単には思えないですけど、でもそれでも選んだ先から又次の分岐へ進んでいくしかありません。そういう意味では前に進み続けるしかないのですから、済んでしまった事(選ばなかった道)にウダウダ思いを巡らすよりも、自分の選択と判断を正しいものと信じて前だけ向いていた方がよほど建設的です。

そういう意味では、選んだ先が正解かどうかなんて考える事自体が無意味なのかなと思います。

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