100年計画
先日お会いした方と話をしていて「100年間同じ事をやっている企業は無い」って言われました。確かに、どれだけ大きな企業でも、100年前と同じ事をずっと続けている企業はないと思います。そういう企業ほど時代や環境に合わせて、少しずつ業務内容を変えてきているような気がします。
例えば、何百年にわたって醤油を作り続けている会社があったとしても、それは時代に合わせて必ず味付けを変えてきているはずなんですね。逆に、100年前の醤油のままで今でも売れるかというと、そりゃ企画物としては売れるかもしれないですけど、決して主力製品にはなり得ないわけです。
そうやって考えると「変わる」ってことは別に悪い事じゃないですし、強制的にでも「変わらなければ」生き残っていけない側面もあると思います。いや、「変わらない」ということが大切な場合もありますけどね、もちろん。
でもそれでもやはり時代は動いているわけで、その流れの中で環境に適応していかなければいけないですし、先を見る目も必要になってきます。ただし急激な変化は混乱をもたらしますから、きちんと計画性を持って少しずつ変わっていけばいいのではないかとも思います。
5ヵ年計画や10ヵ年計画はよく聞きますが、次の100年を見越した計画を立ててみるってのも楽しそうだなと思いました。そうやって考えることこそが、必ず「今」に役立ってくると思います。