価格ってのは…
本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「価格」についてのお話になりました。こちらのお客様は建築業なので大変に金額の大きなものを取り扱っています。1000万、2000万なんて価格のものを扱っていると、10万程度はすごく小さな金額に感じてしまうこともあるらしいのですが、でも実際自分で買い物をしようと思うとやはり10万という金額の大きさに躊躇するというようなことを話されていました。
そこから、あくまで「お客様の目線」で価格の捉え方も考えなくてはいけないねって話になったんですが、これはまさにその通りです。価格の大きい小さいに関わらず、お客様にとってはお金っていうのは「価値の代償」なんですね。
つまり、そこに価値が感じられなければ1円だって高いですし、すごく価値を感じられればいくらだって払うわけです。(まぁ限度はありますけどね。)
そういう意味では、いかに「価格以上の価値」を提供できるかって視点が大事なわけです。それが「コストパフォマンスの高さ」にも繋がりますし、「顧客満足度」にもつながっていくわけですね。
あとは価値観の創造というか、価値をきちんと認めてもらうような取り組みも大事です。お客様が気づいていないようなものの中に、実はすごく価値を感じてもらえるようなものがあるかもしれませんし、会社側が価値に感じなくてもお客様にとっては価値が高いものがあるかもしれません。
その辺をきちんと見極めて、自社の価値を再構築していく取り組みも大事です。そしてもちろん、それをきちんとアピールする取り組みもね…まぁその辺は、今だったらホームページとSNSを上手に使っていく形になるんでしょうけど。