境界線が難しい場合

ある程度の経験や年数を積んでくると、会社でも責任のある立場に立ったりします。部下も出来たりして、「上に立つ」立場になるってことですね。

そういったひとつ上の段階に入っていくと、自分の「仕事に対する姿勢」を見つめ直したりもします。その時に難しいのが、「いったいどのレベルに合わせればいいのか…」という問題です。

当然会社のトップの考え方を踏襲すべきですが、例えばお客様に対する対応を「どこまででやればいいか」という線引きの難しい部分も出てきます。

まぁ突き詰めれば終わりはない部分なのかもしれませんが、こういうのは自分自身での判断が難しい部分でもあります。何故ならばトップやお客様は常に「最高レベル」を求めるからです。かといって際限なく対応していては身も持ちません。

これについて、先日お打ち合わせをしたお客様が大変わかりやすいお話をされていました。それは…「自分の子どもにその仕事振りを見せた場合に恥ずかしくないかどうか」という視点で考えればいいというものでした。これには納得です。

その仕事振りが自分の子どもに誇られるかどうか、その対応を子どもが見た場合に恥ずかしくないかどうか…要は「親の背中をきちんと見せられるかどうか」ってのを基準とすれば、自ずとお客様対応の境界線も見えてくるはずです。

僕自身も、お客様対応に迷った時に思い出したい言葉となりました。

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