ホームページはBSで考える
今日のダイヤモンドオンラインに「目先の売上や利益を最重視してしまうPL脳がヤバい!」って記事が掲載されていましたが、PL脳がいいかどうかは別として、ことホームページではBS脳で考えなければいけない視点があります。
あ、PLとかBSって言ったって、会計業務に携わっていないとなんのこっちゃですよね。PLってのはいわゆる「損益計算書」、BSってのはいわゆる「貸借対照表」を表します。なんだそりゃって感じですよね?
起業活動の取引項目(お金の流れ)はだいたい5項目に分類されるんですが、そのうちの「資産」「負債」「純資産」がBSで、「費用」と「収益」がPLで表されます。つまり、売り上げとか利益とかを最優先で考えるのがPL脳と言えばわかりやすいですかね。
でも企業活動ってのは単純にそれだけでも考えられなくて、この記事の中でも触れられていますが、研究開発費とか広告宣伝費とかを削減すれば利益は大幅に改善されるんですね。でもそれを行うことが長期的に見てどうかと言えば、それは緩やかな死へ向かってしまうことも多いです。
まぁそれはその会社ごとの判断にはなりますが、特にホームページではこの視点が重要で、単純に「費用対効果」だけでは測れない部分も多いんですね。ですから、ホームページでは長期的な視点とか俯瞰的な視点ってのが大事なんです。
もちろん利益は大事な部分ですが、目先の利益を求めるよりも長期的な視点を持った方が、最終的には大きな利益に結び付くような気もしています。(ここでいう利益ってのは金銭的な意味合いだけじゃないですけどね。)