先駆者に倣う
本日お打ち合わせをしたお客様があるセミナーで「成功するパターンがわかってるなら真似すればいいじゃん」と言われたらしいです。
これには「真似して(盗んで)いいものか」という迷いと「確かに学ぶべきだな」という葛藤があったようですが、確かに単に上辺だけをまねてもうまく行かないと思います。真似た上で「なぜこうなっているのか」ってことをしっかり自分自身で分析し、理解しようとしなければ単なる猿真似で終わってしまいます。
物事は何でもそうだと思いますが、基本は「守・破・離」です。つまり、最初は真似でもいいのですが、そこを自分なりに破り、そして最後は離れていくことを目指さなくてはいけません。「守」だけで終わったのでは先が無いということになります。
そして、倣うのであれば素直に全てを聞き入れるべきです。年齢とかそういうのも関係ありません。あくまで、経験が上の人=その分野の先輩として、その経験を認め素直に受け入れるべきです。じゃないと絶対成長に結びつかないと思います。
こちらのお客様は「守・破・離」を地で行くような実直な方ですから心配はしていませんが、僕自身も素直な気持ちを忘れず常に「倣う」姿勢でいたいと思います。