分散させた方が…

本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「一極集中」についてのお話になりました。インバウンド頼りだった会社が今は軒並みダメになっているのと、製造を海外に集中させていた企業も操業を停止せざるを得ない状況に追い込まれているということから、「やはり一極集中は怖いね」というお話でした。

確かにリスクを分散させる意味でも、1つの大きな柱に依存してしまうのは避けた方がいいと思います。何もこれは今の海外頼りだけの話でもなくて、どんな仕事にも言える話です。

例えば、自社が下請けだとしても元請けは1社に頼るべきではありませんし、できれば業界も分散させた方がいいでしょう。そうすればその業界に何かあっても生き残れる確率が上がります。もし1つの業界に特化してしまっていると総崩れになってしまうかもしれません。

つまり、大きな1本の柱より、小さな柱が何本もあった方がいいんですね。大きな柱1本がいくらすごくても、その1本の柱に何かあった場合には共倒れになってしまいますから…。小さな柱の場合は、もし何かあったとしてもまだ何とかできるはずです。

今回の件は特別な状況と言えるかもしれませんが、それでも今の世の中は本当に何が起こるかわかりません。そういう意味でも、何本かの異なる柱を持っておくと、何かあった場合にも慌てずに済むのではないかと思います。

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