見守る力
本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「自主性」についてのお話になりました。これは仕事でも勉強でもそうだと思うんですが、「自主性」を持って取り組んでいる人は途中で折れません。目標をしっかりと見定めているんで、途中で諦めないんですね。
でもやらされているだけというか、人に言われてやっているような場合は途中で諦めてしまう確率が高くなります。
まぁ僕なんかも息子に向かって「勉強しろ」と口を出してしまう方ですが、こういうのは言われるともっとやりたくなくなるんですよね…僕も経験があるからわかります。^_^;
だから「言ってやらせる」んじゃなくて「言われなくてもやる」ように仕向けなくてはいけないんですが、これがなかなか難しい…。どうやって興味を持たせ、そしてどうやって心がそこへ向くように仕向けるか…まぁ明確な目標を持たせるのが一番なんですが、中学生の段階で明確な目標というのも難しい話です。(僕は何も考えていませんでした。)
とすると、大事になってくるのは「見守る」力です。口を出さずに、とにかく見守る。自主性を育てることを重視し、とにかく見守る。かなり忍耐のいる行為ですが、それでも信じて見守るしかないんじゃないかと…自主性はその人に全権を任せることで生まれますからね。
親はもちろん、リーダーと呼ばれる人は、この「見守る力」を鍛えなくてはいけないような気がしています。