タダのものはない
日本は「無料サービス」って多いですよね。そのため「これくらいタダでしょ?」とか「これくらい無料でやってくれなきゃ」なんて考えるお客様もいるようで…でもね、モノを使う以上そこには何かしらの費用がかかっています。人が動く以上そこには必ず費用が発生するはずです。
例えばお店とかで出てくるお水やお茶だって、本来であれば無料じゃないんですよ。もちろん「おもてなしの心」でサービスとしているお店がほとんどですが、そこは営業努力でカバーしたり、お店によっては商品代金に上乗せしていたりします。
つまり、純粋な意味で「タダ」のものなんて存在しないんですね。そういう意識を持って接してくれるような方ばかりならいいんですが、冒頭に述べたような方がいるのも事実です。
ですから、無料のサービスを「当たり前」と捉えさせないためにも、全ての作業の価格表を用意したりしてきちんと訴えていくのもありかなと思います。「ホントはこれだけかかるのを特別にサービスでやっているんですよ」ということをきちんと伝えていくって感じですね。
なかなか費用を取りにくい部分の作業というのも存在します。でも、それを当たり前のように請求されてもツライですよね?ですから、「本来であればこれだけの費用が発生する作業なんですよ」ということを明示して、利用者側にもきちっと理解してもらうことも必要かなと思います。