事前準備
先日お打ち合わせをしたお客様との間で「伝える方と伝えられる方の温度差」についての話になりました。こちらのお客様は依頼されて講師のような仕事もされているのですが、伝える側である自分と伝えられる側である相手側にだいぶ意識の差があるというお話でした。
そのため、自分の伝えたいことを押さえてでも、相手の意識レベルまで落とした講習にした方がいいかなー?とお悩みでした。じゃないと、結局何も伝わらないですからね。
これは僕もよくわかります。僕自身もセミナー講師のご依頼を受けることがありますが、例えば本当に僕の話を聞きたくて来ている人は一番前の席で食い入るように僕の話を聞いてくれます。こういう場合は意識レベルが一緒なので、話もすんなり伝わります。
反して、ただ会社に言われて来ただけの人なんかは、来て早々いびきをかいていたりもします。(まぁ、そういう人にも興味を抱かせるような話ができなかった自分も悪いんでしょうけど…。)
要は、話を受け止める側に準備が出来ていないと、何も伝わらないってことになってしまいます。この辺は熱量の差になっちゃうのですが、最初にある程度熱量を高めさせる時間も必要かなと…。
全てが全て同じ熱量で話を聞いてくれるわけでもないので、きちんと伝えたいことがあるのであれば、自分自身の熱量を下げるか相手の熱量を上げるかして、受け入れ態勢を作ってあげるしかないですね。