専門家の意見

これはリアルでもネットでも同じなんですが、普通のお客様はお店に「専門家としての意見」を求めてきます。その道のプロに意見を聞きたいわけですね。「自分はどれを選べばいいのか?」「問題点を解決するためにはどうすればいいのか?」「どのサービスを使えば目的が達成できるのか?」…自分では判断できないから、プロに意見を求めるわけです。

ですから、別になんでもかんでも賛同して欲しいわけじゃないんですね。時にはプロの視点から間違いを指摘して欲しいと思ってますし、より良い方向へ導いて欲しいと思っているわけです。

お店側としては、お客様の顔色ばかりを伺う必要はないってことです。お客様が間違っているのであれば時にはダメ出しも必要ですし、お客様の不安を解消してあげられるのならば時にはキツイ意見があってもいいんです。最終的には、そういったプロとしての姿勢がお客様の背中を押していきます。まぁ、もちろん信頼に足る行動をしていなければいけませんけどね…。

(特にネットなんかでは)好き勝手言うお客様もたまにはあるかもしれませんけど、自分が「専門家」である事に誇りを持って、プロたる意見を言うべき時にきちんと言うべきだと思います。それが最終的にはお客様のためにもなると思いますから…。

コメント

  1. piccolo diamante より:

    まさに同感です。元職でエンゲージリングなどの宝飾品を販売していましたが、競合他社がひしめく立地でしたが、お客様にとって一生に一度のお品物選びをお手伝いするというスタンスを常に心がけていました。これは販売職として当たり前の事ですが、営業職には綺麗事ばかり言ってられないジレンマがつきものです。買い回り品なので「うちで決めて行って欲しい」という気持ちもあります。ですが、私のポリシーは「決して押し付けない」事でした。とあるお客様が、婚約記念品を指輪にするか腕時計にするか、かなり迷っておられました。指輪の下見に何回もご来店され、その方の生活スタイル、趣味、婚約記念品に求める価値観などを事細かに伺い、私は腕時計を勧めました。もちろん、他社です。(上司は何も咎めませんでした。)すると後日、結婚指輪を「どの店よりも誠実な接客をしてくれたあなたから買いたい」とご来店されご購入されました。あの時は売上には結びつきませんでしたが、信用、信頼をいただけて、どんな高価な商談がまとまった時よりも、心底嬉しかったのを覚えています。なんだか、御社のポリシーや今日の記事に共感しまくり、過去の自分の経験にも重なって、やたら熱くなってしまいました。長文失礼しました!

  2. folksworks より:

    そう!大事なのはただ「商品を売る」のではなく「人としての信頼性」を得ることです。目先の利益だけを追っていちゃダメってことですね。piccolo diamanteの姿勢も、それを認めた上司さんも素晴らしいと思います。

  3. piccolo diamante より:

    ありがとうございます!心底好きな仕事でしたから「売りたい」というよりは「一助になれば」という、営業らしからぬスタンスが、ガツガツし過ぎていなくて良かったのかも知れませんね。(でも時にはクロージングで一押しもしましたけど、、、)御社の「売上は後から付いて来る!」まさにその仕事が好きでないと出来ない事ですね。フォルクスさんも素晴らしいです!このような姿勢でHPメンテに取り組んでいただけて、本当に有難いと思っています!

  4. folksworks より:

    弊社の姿勢まで理解していただきまして、本当に嬉しく思います。(見えない部分ですから、なかなか気付いていただけることも少ないので…。)これからも、まず最初に相手(お客様)のことを考えるよう頑張っていきたいと思います!

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