セキュリティチェック

本日お打ち合わせをしたお客様のところで、「ちょっとパソコンを見て欲しい」という話になりました、なんでも最近Amazonからたくさんのメールが来ているそうで、ちょっと心配なので見て欲しいとのことでした。

おそらくはフィッシングメールだろうなと思いつつ調べてみると、やはりフィッシング系のスパムメールでした。わかりやすいものもあればわかりにくいものもあって、「これは騙されやすいかも？」と思えるようなものもありました。

こちらのお客様はある程度わかってらっしゃるので、変なところはクリックせずに無視していたので実害はありませんでしたが、最近はAmazonや楽天、それから銀行系を装ったフィッシングメールが流行ってますので注意が必要です。

で、パソコンを調べてて思ったのが…あれ？セキュリティソフトが入ってない？よくよく調べてみると、なんかインストーラがダウンロードされた形跡があったので、おそらくですがアップデートの途中で止まっちゃったのかと…。

通常、ソフトウェアのアップデートってのはバックグランドで自動的に行われますので、利用者はあまり意識しない部分です。で、その場合差分アップデートというか、必要なファイルだけがアップデートされますので、ソフトウェア自体が消えることはないんですよね。

でも、とあるセキュリティソフトウェアなんかは、「ソフトウェアの一旦削除（アンインストール）→最新版をダウンロード→インストール」という手順を取る場合があります。（大型アップデートの時だけかもしれませんが…。）

で、これが結構わかりにくいというか、パソコンに不慣れだと「削除→最新版のダウンロード」までで終わってしまうことがあるんですよね。（今回のお客様もここで止まってしまったようでした。） これはソフトウェアのアップデート方法が不親切というか、最初から最後まで全自動でやるべきなのに、途中でユーザーの手動操作が入るのが原因です。

とりあえず最後まできちんとセットアップしてセキュリティを万全の状態に戻し、念のためにスキャンもかけておきました。幸い特に問題はなかったようですが、きちんとセキュリティで守られていると思っててもそれが思い込みという可能性もありますので、今一度自分のパソコンの状態が大丈夫かチェックだけはしておいた方がいいと思います。