フォトアプリが悪さをする
お客様の「どうにも調子の悪いノートパソコン(Windows10)」を預かって今日見させてもらったのですが、いつも訪問時にはなかなか現象が出ないんですよね…まぁ、そういうもんですけどね。見てもらうという時に限って現象って出ないもんです。
で、今日はズバリ現象が出ました。めちゃくちゃ負荷がかかって何もかもが応答なしになるって現象ですが、確かにこれは重いわ…。作業するのが嫌になる気持ちがよくわかります。
で、タスクマネージャーを見てみるとメモリ利用率もCPU使用率もかなり高い状態だったんですが、プロセスに見慣れないものが…。「Runtime Broker」ってのが増殖していて、しかもこいつがメモリもCPUも圧迫している感じなんです。
名称からちょっとウイルスとかも疑いましたが、これはマイクロソフトの正規なソフトのようで「Windowsのアプリを管理」しているとのことでした。ということは、なんらかのアプリに障害が出ている可能性が高いのですが、調べてみると「フォト」アプリが怪しいとわかりました。そう、デフォルトで入っている画像閲覧用のアプリです。
どうやら「コレクション」って機能が悪さをするようですが、コレクション機能を使わないようにしたら安定しました。今まで不安定だったのはこれが原因なのかもしれません。とりあえずは調子が良くなった感じですが、まだ買って1年以内なので一度サポートに初期化に出すとお客様は仰っていました。確かにその方が安心ですね。
フォトのコレクション機能はデフォルトで「マイピクチャ」と「OneDrive」に設定されるようです。そこに多数の画像があると負荷がかかるようになるみたいですので、もし「最近調子が悪いな…」って方は一度フォトのコレクション機能を使わないようにしてみるのも手だと思います。(フォトの設定からコレクションに設定されているフォルダを削除するだけです。設定が消えるだけでフォルダの中身が消えるわけじゃありませんので心配ありません。)