Officeの黄色いバーを消す

お客様より「ワードの上の方に変な黄色いバーが出るんだけど…」というお問い合わせをいただきました。あー…あれですね。弊社でもお客様から送られてきたデータなんかでは出る場合があります。

具体的に言うと「保護ビュー 注意-インターネットから入手したファイルは、ウイルスに感染している可能性があります。編集する必要がなければ、保護ビューのままにしておくことをお勧めします。」と黄色いバーで表示され、その隣にある「編集を有効にする」ボタンを押さない限り、編集することができないというものです。(コピペもできません。)

これは、インターネットから取得したファイルやメールの添付ファイルなど、安全でない可能性のある場所から入手したファイルの場合に出る警告…というか安全装置ですいわゆる「保護ビュー」の状態で開いているわけですね。(マクロウイルスとかが勝手に動かないように「読み取り専用」で開いてると思ってもらえばいいです。)

ただ…これ確かに面倒くさいんです。メールで送られてきた添付データなんかだと毎回解除をしなければいけませんので、一手間増えてしまいます。こちらのお客様も同じ気持ちのようで、「取引先から来るデータでいつも出るんで表示させないようにできる?」というご相談でした。

確実に安全なファイルとわかっている場合には、この警告を出さないようにすることが出来ます。ワードやエクセルのオプション機能となりますが、オプションの中に「トラストセンター」という箇所がありますので、その中の「トラストセンターの設定」を押します。すると、その中に「保護ビュー」の設定ができる箇所があります。

そこの「インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする」「安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護ビューを有効にする」「Outlookの添付ファイルに対して、保護ビューを有効にする」の3つのチェックを外してOKボタンを押します。これでOKです。あの黄色いバーは出なくなります。

「確実に安全であるとわかっている場合」ということが前提とはなりますが、毎回手間に感じている人は一度お試しください。

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