不条理ですが…
本日はサーバー関係のトラブル処理に追われました。1つは、スパムリストの巻き添え…共用サーバーを使っていると稀にあるのですが、要は同じサーバーを共用している1社が何かスパム行為を働くと、同じサーバーを利用している人が巻き添えを食らうんです。
具体的に言いますと、そのサーバーのIPアドレスがスパムリストに載ってしまい、そのIPアドレスから発信されるメールがスパム扱いされてしまうんですね。これ…やっかいなのは、同じIPアドレスだけじゃなく最後の数値±10くらいの範囲も巻き添えを食らう場合があるんです。(例:xxx.xxx.xxx.105がスパムリストに載るとxxx.xxx.xxx.100~110までスパム扱いされる)
これはスパムリストを管理している所へ解除申請を出すしかないのですが、そのスパムリストも何種類かありますし、そもそも相手のサーバーがどこのスパムリストを使っているかもわかりません。(エラーメールを見ればわかりますけどね。) 共用サーバーでなく専用サーバーを使うようにすればこのような問題は起こりませんが、費用の面で中小企業には難しい問題のようにも思います。
取り急ぎ、今回のスパムリストを探し出して解除申請を出したところ、比較的速やかに解除が完了しました。今回は解除が早かったですが、数日かかるケースもあるので不条理な問題ですね…。
もう1つは、サーバーの緊急メンテナンス…これもレンタルサーバーを使っている場合はつきものです。あらかじめメンテナンス予告されているものと違い、サーバーに突然問題が起きて緊急にメンテナンスが入るような事態です。今は体制が整っている所が多いのでかかっても数時間で復旧すること多いのですが、昔は数日かかることもありました。
こちらも高価なレンタルサーバーを使えば即時復旧も可能ですが、費用対効果の面でどうか…というところです。まぁ、昔は結構頻繁に緊急メンテナンスもありましたけど、今はそれほど頻度は多くないように感じます。今日も「久しぶりに来たか…」という感じでした。
サーバー障害は時間解決型の問題なので、待つしかありません。幸いなことにメンテナンス終了予告時間よりも1時間ほど早く復帰した模様ですが、お客様にはご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。