機種依存文字

昨日メールマナーについての記事を書きましたが、本日お打ち合わせをしたお客様のところでも「機種依存文字」について聞かれましたので、今回はそのことについて少し触れます。

機種依存文字というのは、「特定の機種にのみ存在する文字」のことです。昔でいうと98文字と呼ばれる「PC-9801の外字」が有名でしたね。今でいうとWindowsとMacintosh(MAC)の違いなんかが一番問題になりますかね…。

機種依存文字は特定の機種や環境(OS)に依存しますので、自分の環境では問題が無くても、相手の機種やOSによっては文字化けしてしまい何が何だかわからない文章になってしまうってことです。これはメールだけじゃなくネット全般同じですので、例えばブログやSNSなどでも使うべきではありません。

じゃあ「機種依存文字にはどんなものがあるの?」と気になると思いますが…とにかく多岐にわたるので詳しくは検索してもらうことにして、ここではよく用いられがちな一部のものだけを紹介しておきます。

一番用いられがちなのはやはり「半角カタカナ」ですね。これ使っちゃだめですよ。あとローマ数字の1、2、3とか、丸で囲った1、2、3(丸付き文字)なんかも使われがちです。一文字で表す(株)とかTELとか、単位記号もNGです。

とにかく記号系は怪しいものが多いので、大事な場面ではなるべく使わないようした方がいいですね。せっかく書いた文章も、機種依存文字のせいで意図が伝わらなくなってしまうのはもったいないですからね。

今は知っている人も多くなった機種依存文字ですがまだまだ知らない人もいますので、もし知らない人がいたら教えてあげるといいですよ。

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